熊本大学附属図書館

熊本地震ライブラリ

国・県・市町村の機関等

リンクをクリックすると、各機関のホームページが別ウインドウで表示されます。

九重町役場

抜粋して、ご紹介します。

  1. 広報ここのえ
    • 平成29年度版
      • No.7312017年4月号(No.731) 平成29年4月17日 発行
        pp.4-8 平成29年度 施政方針(抜粋) 安全で安心なまちづくり(消防・防災については、昨年の熊本・大分地震や集中豪雨など、 甚大な被害をもたらす災害が続き、住民の生命と財産を守るため災害への万全な対策が求められています。一人ひとりが高い防災意識を持ち、行動することが防災力の強化につながることから、 様々な団体と連携し、防災体制の一層の強化を図るとともに、ケーブルテレビや防災行政無線等を活用した防災情報伝達体制の強化、防災・消防資機材の整備拡充に継続的に取り組みます。 ・・・) , 観光振興(昨年4月の熊本・大分地震の影響により、観光客数が激減したものの、国の「九州ふっこう割」や県・町あげての観光宣伝、 町単独のプレミアム旅行券発行等の効果もあり、観光客数の減少には一定程度歯止めをかける結果となりました。しかし、熊本は依然復興途中であり、 今後も本町観光に影響が続くと考えられるため、九重町観光協会とより一層の連携強化を図りながら、九重町観光振興計画に基づき、 今後の観光振興に資するため各種施策に取り組んでいく必要があります。 ・・・) , 商工振興と雇用対策(熊本・大分地震による観光客の減少や施設の被災により、小規模事業者や小売業者は非常に厳しい経営環境に立たされているが、 ふっこう割や融資等により、徐々に回復の兆しが見えてきています。この動きを鈍化させないため、本年度もプレミアム商品券事業や特産品販路拡大事業等を支援し、 九重町商工会と連携して地域内購買力の促進や地域経済の活性化に努めます。 ・・・) , 交通体系の整備・促進(・・・ 県道関係では、昨年の熊本・大分地震、梅雨前線豪雨災害で被災を受けた飯田高原中村線の早期復旧に向けて、 引き続き、国や県に強く要望します。 ・・・)

    • 平成28年度版
      • No.7282017年1月号(No.728) 平成29年1月17日 発行
        p.4 新年のごあいさつ 九重町長(・・・ 昨年を振り返ってみますと、4月に熊本・大分地震が発生し、九重町では、 14日に最大震度4、16日に最大震度5強を記録しました。これは、昭和50年大分県中部地震以来の大地震であり、時間の経過と共に被害状況が明らかになりました。 特に、水源地が崩壊したことにより野上簡易水道が9日間断水し、その間、多くの皆様の生活に多大なご迷惑をおかけいたしました。家屋については、全壊1件、 半壊または一部損壊が205件となり、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。 また、産業面においては、県道飯田高原中村線の通行止めや地震の風評被害により、 宿泊客のキャンセルが相次ぎ、観光業に大きな打撃を受けるとともに、栗原地域では、農業用の隧道崩壊により、水稲等の栽培が困難な状況となり、 代替作物栽培への転換を余儀なくされました。 しかし、このように大きな被害を受けた中、町内外から、遠くは北海道まで、多くの方々から物資や義援金、 技術援助など心温まるご支援をいただきました。復旧にはまだまだ時間を要しますが、これからも復興に向けて皆様と共に尽力してまいりたいと考えております。 ・・・)
        p.14 九重ふるさと自然学校 自然からのメッセージ・観天望気(・・・ 私にとっての2016年を一言で表すと、「大きな自然の力を感じた年」と言えます。 2016年4月には熊本地震が発生し、九重町でも大きな揺れが観測されました。さらに6月には梅雨前線がもたらした大雨により、県道飯田高原中村線で土砂崩れが発生。 同線は、先の熊本地震によるものを合わせて、2度の土砂崩れに見舞われることとなり、途中、熊本地震後の一時的な仮復旧をはさみはしたものの、 結局秋まで通行止めを余儀なくされることとなりました。天気と違い、こういった災害は予報が困難なものですが、漠然と「今年は何か起こるかも」と感じさせてくれる事象はありました。 くじゅうの早春を彩る「マンサク」の花です。 マンサクは早春に他の植物に先んじて花を咲かせることから、「まず咲く」 → 「まんさく」と名がついたと言われる落葉小高木ですが、 2016年のマンサクは近年例を見ないほど多く咲き、九重連山の山肌が黄色く染まるほどでした。例年とは異なる咲き誇りぶりに「今年は例年と何かが違うのかも」と感じたのです。 木は何事もなければ自分自身の成長のためにエネルギーを使いますが、何かが起こった時、あるいは起こりそうなときは、そのエネルギーを子孫を残すために使おうとするため、 花をたくさん咲かせると言われます。昨年のマンサクはその後に起こる熊本地震を察知していたのかもしれません。また、地震発生後ではありますが、ミヤマキリシマも例年になく見事に咲きました。 これもまた地震の影響だったのかもしれません。 自然現象が我々に何かを教えてくれるという例は、地震のような災害の可能性だけではありません。観天望気という言葉があります。 ・・・)

      • No.7272016年12月号(No.727) 平成28年12月17日 発行
        表紙 震災を乗り越えて ~新たな作物への挑戦~(写真:栗原地区(4P関連記事))
        p.4 震災を乗り越えて 農業用水の崩壊・新たな作物への挑戦(栗原地区(南山田)は、4月の熊本・大分地震で農業用の隧道が崩壊し、 水稲の栽培ができない状況だった。 修復の目途が立たない中、現状を打開するために代替作物等を探した結果、水をあまり必要としない「そば栽培」に注目した。 ・・・)

      • No.7252016年10月号(No.725) 平成28年10月17日 発行
        p.11 平成28年度ここのえ復興プレミアム旅行券(平成28年4月16日に発生した熊本地震以降、九重町は施設被害とともに 風評被害により町内の観光集者の売上は前年同時期に比べ、軒並み大幅に減少しています。国は緊急対策の「ふっこう割」等で熊本・大分の支援をしてくれたものの、 九重町においては以前の観光客数にはまだまだ戻っておらず、復興のきざしを感じられません。 そこで秋の紅葉シーズンが終わって観光客が減少する冬期に向けて 「ここのえ復興旅行券事業」を実施します。 ・・・)

      • No.7242016年9月号(No.724) 平成28年9月17日 発行
        p.5 まちの話題 まちの活力ヘ 助け合い 支え合い 佐世保復興応援ツアー(8月27日、姉妹都市の佐世保市の方々が 九重町に観光で訪れました。 今年発生した、熊本・大分地震で観光客が激減したことを受け、佐世保市と同市議会が復興応援ツアーを企画しました。  九重 “夢” 大吊橋で歓迎セレモニーが行われた後、九重やまなみ牧場やタデ原湿原を散策しました。宿泊場所では町の郷土芸能を観たり、 温泉を満喫しました。 復興応援ツアーは、8月から9月にかけて4回訪れる予定です。) , 災害に備える~地域の防災力向上~ 東飯田防災士会設立総会(9月1日、東飯田防災士会設立総会が東飯田公民館で 行われました。 東飯田まちづくり協議会が中心となり、防災士としての技能を高めるとともに、地域防災の啓発や災害時の活動の促進等を目的として発足しました。  今後は、研修会や防災士の増加に向けて取り組みます。) , 被災地のために 熊本・大分復興支援チャリティー展(9月1日、熊本・大分復興支援チャリティー展が島瀬美術センター(佐世保市) で開催され、九重町から九重町文化振興会の方々が出席しました。 チャリティー展が開催された経過は、5月に市民展を開催した際、九重町から来た関係者に被災状況を聞き、 佐世保美術振興会洋画部が計画して開催されました。)

      • No.7212016年6月号(No.721) 平成28年6月17日 発行
        pp.4-5 そなえる防災(現在も余震が続く状態で不安な日々を過ごしている。また今後、地震も含め自然災害が怖い。 防災用品をそろえたいけど何を準備したらいいの。 , 家でのそなえ(家具の置き方等) , 避難ルートを家族みんなで確認しておこう , 災害時の連絡方法)
        p.16 幸せになろうね 人権 心の扉 「あの頃を思い出しましょう」(・・・ さて、4月14日に発生しました熊本、大分地方の地震から2か月が 過ぎました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。たびたびあった余震も大分地方では徐々に落ち着いてきたところですが、熊本地方では、まだまだつづいており、 復旧のめどがたたない事態が多く、不自由な生活を送っている方たちの生活をテレビを通じてみて、こころを痛めるばかりです。そんな中、聞いた方もいると思いますが、 この地震で使用ができなくなった熊本県八代市役所本庁舎の外壁に、被災者をからかうような落書きが見つかりました。 ・・・)

      • No.7202016年5月号(No.720) 平成28年5月17日 発行
        p.17 5月の八一ト降る ここのえ(断水 , 避難所 , 「伝えたいちょっといい話」「心あたたまる話」をぜひお寄せください。)
        p.18 図書館だより 揺れた図書館(4月16日(土)の朝、図書館に入った時の光景が地震の激しさをものがたっていました。 ・・・ 震度5強でもこうですから、震度6や7の震源地の方々はどんなに恐ろしかっただろうかと心が痛みます。 また、九重町でも家屋に損害がでている方や、広い地域での断水など、 生活に支障がでました。私自身も断水地域に住んでいるので給水場に通いました。洗濯をする、お風呂に入る、水洗トイレの水を普通に流す… 地震の直前までは、 何も考えずにしていたことが、かなりの労力をつかってやっとできる状況へ一変。それでも、家があって、足をのばして眠れて、食料があって、なにより命があることがありがたい… そう思いながら過ごす毎日です。 ・・・)
        p.23 こちら119番 外出先で地震に遭遇したら… (地震はいつどこで発生するかわかりません。もし、あなたが地震に遭遇した時、 被害を最小限におさえるには、あわてずに適切な行動をとることが大変大事になってきます。 そのためには、いざという時に落ち着いて行動できるように、 日頃から地震に対する正しい心構えを身につけておくことが大切です。 ・・・)
        pp.24-25 平成28年熊本地震(4月16日午前1時25分頃、熊本地方を震源とする地震が発生し、九重町でも震度5強の地震があり 建物や道路に大きな被害をもたらしました。町では災害対策本部を設置し、停電、断水、交通機関の乱れ、落石、土砂崩れ、避難者等の災害対応に尽力しています。 ・・・ , 被災状況 , 助け合い・支え合い , 皆様の温かいご支援・ご協力ありがとうございました)

  2. 九重町議会  > 議会だより
    • 平成28年度版
      • No.1152016年10月号(第115号) 2016.10.17 発行
        pp.5-6 常任委員会報告 農林課・農業委員会審議(・・・ その他として、熊本・大分地震によるトンネル内水路崩落により 栗原地区の耕作不能な水稲対策として、そば四.六ヘクタール、飼料用作物二.六ヘクタールの転作が行われ、トマト栽培用の水確保に散水車をリースしてできる限りの給水を 行っている等の説明を受け審議を行いました。) , 九重復興プレミアム旅行券発行(大地震による、施設被害と共に、風評被害により、町内への観光客数は、まだまだ復興のきざしを感じられません。  そこで、観光客が減少する冬期に向けて「旅行券事業」を実施することとなりました。 事業費は、2千2百万円、1冊1万円を5千円で販売し、1人2冊が限度です。 ・・・)
        pp.10-14 一般質問(熊本・大分地震・豪雨の防災計画見直しはできているか・・・計画見直しに着手している)

      • No.1142016年7月号(第114号) 2016.7.17 発行
        pp.8-13 一般質問(災害に強いまちづくり・・・教訓を生かし今後の災害に備える , 熊本地震で避難している人々を町内の宿泊施設に招待しては ・・・吊橋無料化に続く観光振興案を早く進めたい , 熊本、大分地震に伴う対策について・・・関係機関と協力して行う , 熊本・大分地震の早期・復旧復興は・・・国・県と連携して取り組む)
        pp.14-15 地震 町の被害状況(菅原地区:住宅被害多発 , 栗原地区:農業用水を失う 水稲13ha以上作付不可能)