【貴重資料展】 道家家文書を寄贈いただいた道家氏へ感謝状を贈呈しました

平成27年11月1日(日)、貴重資料展「細川家臣・道家(どうけ)家の幕藩初期と明治維新」へ『道家家文書』を寄贈いただいた道家一義氏とご親族の皆様が来場され、山尾附属図書館長から道家氏へ感謝状を贈呈されました。
 
貴重資料展の初日に附属図書館1Fのラーニングコモンズで開催された公開講演会・第10回永青文庫セミナーにも参加され、
稲葉 継陽 永青文庫研究センター長 「道家家三代と天草・島原一揆」 と
三澤 純 文学部准教授 「<肥後の維新>の主柱となった道家之山」 の講演に熱心に聴き入ってらっしゃいました。
 
 
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(山尾附属図書館長から感謝状を受け取る道家氏)
 
 
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(公開講演会/第10回永青文庫セミナー)
 
 

 
熊本大学附属図書館には、熊本藩主細川家『永青文庫』以外にも旧臣家に伝来した文書群が保管されています。
今年度、新たに道家一義氏(大阪府)から寄贈された『道家家文書』もそのひとつになります。
 
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『道家家文書』は、熊本藩細川家の重臣である道家家へ伝来した219点にもおよぶ文書群の総称です。
内容は、細川忠興や忠利の発給文書、道家家の知行関係文書、明治維新後に権大参事に任じられた道家之山(どうけ しざん)関係文書が主になります。
 *道家家は、細川豊前時代に道家帯刀が忠興に仕官し、その後、幕末まで代々の細川藩主へ仕えました。