新聞名 記事見出し
熊日 1968 1 10 県、下旬から公害調査/県内大手の54社/廃液など立ち入り検査/騒音や排気ガスも
熊日 1968 1 11 患者支援組織つくる、新潟からの水俣訪問を機に、水俣病に新たな動き
朝日 1968 1 14 医療費の補助も、水俣など四地域公害病
読売 1968 1 14 水俣病の対策に、市民会議が発足、患者や家族の救援運動
毎日 1968 1 14 水俣病対策市民会議を結成
朝日 1968 1 15 削られた生活保護費、見舞金ゆえに、消えぬ水俣病の悲惨
朝日 1968 1 18 第3、第4の水俣病防ぐため、政府は原因の結論を/水俣市、松本勉、36、(水俣病原因究明対策会議事務局長)
朝日 1968 1 19 水俣病対策で直談判、施設慰問の厚相に、救済など訴える
毎日 1968 1 19 水俣病患者が陳情、園田厚相帰京
毎日 1968 1 20 水俣病患者と交流、阿賀野川水銀中毒患者ら水俣へ
朝日 1968 1 21 <日曜特集>発足した水俣病市民会議/続発の防止と救済を、長すぎた沈黙破る運動
熊日 1968 1 22 新潟の一行、水俣入り、水俣病共闘へスクラム
西日本 1968 1 22 救済措置など共闘、水俣病、新潟の患者と合同会議
読売 1968 1 22 水俣病対策で“共闘”、新潟から13人が来訪
朝日 1968 1 24 患者・家族と懇談、阿賀野川被災者の会、きょう共闘宣言、水俣病
熊日 1968 1 25 公害拒絶に協力闘争/「新潟水俣病会議」の一行離熊
朝日 1968 1 25 新潟と共闘誓い合う、水俣病患者・遺家族、結束し公害追放へ/「発現と行動」教える、阿賀野川被災者の会、水俣市民も目開く
読売 1968 1 25 国へ治療、補償運動、水俣新潟、水俣病で共同声明
毎日 1968 1 25 「生活を保障せよ」、水俣病と阿賀野川事件、4団体が共同声明
西日本 1968 1 29 <ニュースと人>水俣病問題の渦中の人、中津美芳さん(六一)/支援の広がり願う、市民会議に加入、だが政治闘争は反対
熊日 1968 1 30 水俣病、12年目の衝撃/新潟の視察団が教えたもの/まだ69人が療養生活/患者と市民初めて集会/明るかった新潟の患者/“なぜ黙っている”/支援組織の強さまざまざ/もっと市民との一体化を
読売 1968 2 3 水俣に温泉保養センター、きょう着工
毎日 1968 2 3 <読者相談室>水俣(みなまた)病その後
熊日 1968 2 17 水俣工場を現地検証、来月、新潟水俣病の裁判で
毎日 1968 2 18 チッソ水俣工場で現場検証、第2の“水俣病”阿賀野川事件で
熊日 1968 3 2 衆院予算委、3日ぶり軌道に/水俣病など追求、石田氏(社会)、“原因の究明急げ”、一般質問/農相“米審構成”で釈明
熊日 1968 3 9 ワカメ出荷も順調に、水俣沖で養殖に成功
熊日 1968 3 14 25億4千万円の大型/水俣市の当初予算案
熊日 1968 3 14 水俣病など公害患者に医療費
毎日 1968 3 15 水俣市で現場検証、阿賀野川有機水銀中毒事件損害賠償訴訟
西日本 1968 3 17 “収入からはずして”、会社からの見舞金、水俣病患者が請願書
西日本 1968 3 17 “推定では危険だ”、水銀、大気調査、県議会総務委に報告
西日本 1968 3 17 “水俣病の恐怖”去らず、患者家族互助会長ら、特殊学級など訴え
朝日 1968 3 17 あすチッソ水俣視察、新潟の水銀中毒事件、判事、原・被告弁護団ら
朝日 1968 3 17 “収入と認めないで…”、水俣病患者の保護世帯、見舞金で県議会へ陳情
読売 1968 3 17 生活保護の収入認定から、見舞い金は除外して、県会へ“水俣病の会”が請願
毎日 1968 3 17 まだ終わっていない水俣病、チッソ工場いまも0.001ppmの水銀出す/特殊学級つくって、患者家族互助会長ら訴え
熊日 1968 3 18 新潟の水銀中毒事件関係者が水俣へ
熊日 1968 3 19 チッソ水俣で現場検証/新潟水俣病の公害訴訟
西日本 1968 3 19 チッソ工場で現場検証、新潟水俣病の訴訟事件
毎日 1968 3 19 浄化設備などを検証、新潟から第二の水俣病事件で視察団
熊日 1968 3 22 “増額あっせんは検討”/県側が答弁、水俣病の見舞い金、新産特別委
熊日 1968 3 24 水俣病患者の人権無視/原因をあいまいに/県人権擁護委が問題へ、見舞い金も安い
西日本 1968 3 24 “善意”もうつづかぬ/水俣病の子らへの付添い/学生ら投げ出す、熊本短大の励ます会員、資金難に涙のむ/もっと関心持とう
朝日 1968 3 25 あす上京し政府に陳情、水俣病家庭互助会
熊日 1968 3 30 新潟市を訪問して激励、水俣病被災者代表
熊日 1968 3 31 主原因は工場排水/第二の水俣病(阿賀野川)に政府原案/農薬影響も無視できぬ
西日本 1968 4 10 <私の記録、鰐淵律士D>水俣病と取り組む/圧力かける“お役所”、問題はいまもなお残っている
熊日 1968 4 19 <きょうの発言>水俣病
熊日 1968 4 20 <新生面>(阿賀野川水銀中毒に関する政府見解の原案つくり)
熊日 1968 4 23 <水俣病は叫ぶ(1)>平和な町の中で/病床にもがく五七人、忘れかけられた“悪夢”
熊日 1968 4 24 <水俣病は叫ぶ(2)>消えぬ恐怖/根深い“排水”への疑問、海を恐れる患者たち
熊日 1968 4 25 <水俣病は叫ぶ(3)>新潟からの波紋/ひどい“新潟”との差、孤立する水俣の患者
読売 1968 4 25 下半身マヒはね返す、水俣身障施設でスポーツ大会/見事な作品展も
熊日 1968 4 26 水俣病の実情調査/近く県議会厚生労働委
熊日 1968 4 26 <水俣病は叫ぶ(4)>連続出火/各地に拡がる水銀渦/新潟、熊大の警鐘も届かず
熊日 1968 4 27 <水俣病は叫ぶ(5)>まだ出ない国の結論/政治的に空中分解、有機水銀説、医学界の定説だが
熊日 1968 4 28 <水俣病は叫ぶ(6)>生きている人形/カルテが訴えるいかり、反応示さぬ17歳の青春
毎日 1968 4 29 沈黙破った患者家族、水俣病対策で
熊日 1968 4 30 <水俣病は叫ぶ(7)>胎内からのらく印/人間の幸せ与えよう、生後10日目から苦しみ、発育・言語に障害
熊日 1968 5 1 <水俣病は叫ぶ(8)>学校に行きたい欲しい“復活”への環境、付添婦の誠意も限界に
熊日 1968 5 2 <水俣病は叫ぶ(9)>生ある限り/削られた“生活保護費”、暖かい行政はどこに
熊日 1968 5 5 <水俣病は叫ぶ(10)>補償無き社会/“危ない”……なぜ言わぬ、毒魚がむしばむ生命
熊日 1968 5 5 “水俣病患者に…”と本社に見舞金寄託
熊日 1968 5 7 <水俣病は叫ぶ(11)>生命の代償/一万五千円(一時金)の者も、悲惨な現実、支えられぬ生活
熊日 1968 5 8 <水俣病は叫ぶ(12)>閉ざされた生命/奈美に漂う乏しい生活、不自由な体にくやし涙
熊日 1968 5 9 水俣病の危険どこにも/有機化工程を証明/山口久大教授、工場排水の無機水銀
熊日 1968 5 9 <水俣病は叫ぶ(13)>きびしい復帰の道/誠意見られぬ会社側、ほしい周囲の暖かさ
読売 1968 5 9 水俣病にも認定を、訴える患者
熊日 1968 5 10 <水俣病は叫ぶ(14)>市民の二重構造(上)/公害発生の抑止力に/対等になった工場・市民
熊日 1968 5 11 <水俣病は叫ぶ(15)>市民の二重構造(下)/“工場の君臨”に問題、無反応な市民にさせる
熊日 1968 5 12 <水俣病は叫ぶ(16)>労組の立ち場/患者の心くめぬ限界/前提に立つ企業意識
毎日 1968 5 13 水俣病で三回目の陳情へ
熊日 1968 5 14 <水俣病の叫ぶ(17)>発生の原理/検出したメチル水銀、製造工程で化学変化
読売 1968 5 14 水俣病対策を陳情、日吉会長ら上京
熊日 1968 5 15 <水俣病は叫ぶ(18)>一本の小ビン/困苦と執念の六年/片隅に眠るナゾのカギ
熊日 1968 5 16 四項目の要請を決議/公害対策全国連絡会議ひらく/県代表、水俣病で厚相に陳情
熊日 1968 5 16 水俣病に近く最終結論/“阿賀野川と同時に”/園田厚相、本社記者に言明
熊日 1968 5 16 <水俣病は叫ぶ(19)>権威の実体/結局は「中和の場」に/実情離れた中央の認識
西日本 1968 5 16 互いに手をつなごう、公害病患者、東京で全国連絡会議
毎日 1968 5 16 水俣病患者救済を、公害対策連絡会議、日吉会長が訴える
熊日 1968 5 17 <水俣病は叫ぶ(20)>中和の場/中央の“権威”集め組織/わけのわからぬ結論に
熊日 1968 5 18 <水俣病は叫ぶ(21)>書かれざる一章/やっとつかんだ“真因”、細川博士、長く苦しい研究成果
朝日 1968 5 18 手をつなぐ公害病患者/公害対策前項連絡会議から/労組の姿勢を批判、国・企業への怒りの中で
熊日 1968 5 19 水俣病に早く結論を、熊本商短大、学生たちが署名運動
熊日 1968 5 19 <水俣病は叫ぶ(22)>何をなすべきか/人間尊重忘れた政治/自費治療、十一年間も
熊日 1968 5 19 水俣病研究にソ連医、日ソ親善協が招く、熊大と協力、今秋から
読売 1968 5 19 ソ連医師受入れ準備、水俣病研究で
読売 1968 5 19 水俣病調査へ日ソ協力、2医師招いて
熊日 1968 5 20 <水俣病は叫ぶ(23)>あすの公害行政/園田厚生大臣に聞く/“生命の尊厳”が出発点、国民と共栄する企業に
読売 1968 5 22 タイ、エビ住みつく、芦北の魚のアパート、3年目迎え好成績
熊日 1968 5 23 公害に準じた医療/参院特別委、厚相、水俣病問題で答弁
熊日 1968 5 23 千五百人の署名簿を厚生省に提出/内田熊短大教授
西日本 1968 5 23 水俣病、公害に準じる、参院公害特別委で厚相ら答弁、阿賀野川事件近く結論
朝日 1968 5 23 水俣病で政府見解、近く発表
毎日 1968 5 23 水俣病、近く結論、園田厚相が明言
朝日 1968 5 24 水俣病患者に手帳、病院の手続きも簡単に/水俣市
熊日 1968 5 25 水俣病患者に“患者手帳”交付/治療証明書に
熊日 1968 6 5 付き添い費を国で負担、水俣病/今年度から実施へ、“新潟水俣病”にも適用
読売 1968 6 6 水俣の“公害”視察、厚生省環境局
熊日 1968 6 7 橋本厚生省公害課長ら水俣視察
読売 1968 6 7 水俣病の対策不足費は国補、厚生省の課長視察
毎日 1968 6 8 ケースワーカー置く、精薄し体不自由育成会、水俣
熊日 1968 6 14 見舞金や衣類を贈る/善意銀行、水俣病患者を激励
熊日 1968 6 14 水俣病の人権問題で調査<県人権擁護委連合会>/補償、救済の面を究明/11月までに結論、“侵害”あれば措置/本紙キャンペーン記事を参考に
朝日 1968 6 15 海を渡る英訳「水俣病」/特に関心を持つ北欧、熊大医学部、八月に発送
読売 1968 6 19 養護学校定員ふやす、県会文教委で県教委言明、水俣病児童には特殊学級
熊日 1968 6 20 リハビリセンターに特殊学級/県教委水俣市教委、水俣病の子供中心に
熊日 1968 6 22 水俣病の結論は参院選後に/園田厚相談
熊日 1968 7 7 原因再調査せず、園田厚相、熊大結論支持を示唆、水俣病
読売 1968 7 7 今秋にも結論出す、園田厚相語る、水俣病の公害認定
読売 1968 7 20 水俣病を征服した少年/”職訓委託制”の適用
毎日 1968 7 20 水俣病との戦い13年、晴れて訓練生に
熊日 1968 7 31 <東京サロン>「公害の政治学ー水俣病」をまとめた、宇井純氏/技術者像の変革叫ぶ/10年間ーひとりで追及
熊日 1968 8 10 結論近く出す/水俣病と阿賀野川事件、厚相答弁
熊日 1968 8 10 水俣病患者に特別見舞金、チッソ水俣支社
読売 1968 8 10 水俣病近く公害認定、厚相参院で答弁、阿賀野川も、救済対策”いそぐ”
熊日 1968 8 13 公害訴訟は起こさぬ/水俣病患者互助会、大半が同意の署名/<解説>時代の動きと逆行/”社側との黙契”に疑いも
読売 1968 8 13 <ぎんなんじょう>水俣病患者、遺族を見舞い中元をおくる、チッソ水俣と同水俣工場
毎日 1968 8 13 水俣病患者と遺族お見舞い、チッソの幹部
読売 1968 8 16 水俣病患者に救いの手/「原爆被害者なみに」、県、保護費加算を要請/気軽に治療できる、「手帳」を交付、水俣市
朝日 1968 8 17 水俣病患者に朗報二つ/名目変えて少し加算、見舞金で削られる保護費/患者手帳を交付、市が治療費一括支払
熊日 1968 8 18 37工場から水銀検出/厚生省、汚染対策で通達
熊日 1968 8 18 ”原爆症なみの扱いを”/生活保護加算、県、水俣病で要望
西日本 1968 8 18 37工場から水銀排出、厚生省調査、放置すれば危険、”要注意”で対策出す
朝日 1968 8 25 水俣病政府結論待つ現地/患者支援組織背景に、阿賀野川の人とも交流/患者、公害訴訟せぬ、廃液説認めず
朝日 1968 8 26 「お城ってどんなかしら…」、はしゃぐ水俣病の子ら/あす、ハイキングへ、”車代”にとバイトの学生
熊日 1968 8 27 水俣病患者の支援/きょう、自治労大会で決議
熊日(夕) 1968 8 27 ”ワアー、すごいなあ”、水俣病7人の子ども、歓迎受け熊本見物
朝日 1968 8 27 「水俣病」究明に新事実/廃液飲んだネコ発病、会社・九年前に秘密実験/有機水銀を抽出、会社の清溜塔から/研究報告は知らない
熊日 1968 8 28 ”ワアー、すごいなあ”、水俣病7人の子ども、歓迎受け熊本見物
熊日 1968 8 28 ”物心両面から援助”/自治労大会最終日、水俣病支援を決議
熊日 1968 8 28 満場に怒り盛り上がる、痛ましい姿に静まり返る会場、自治労全国大会、水俣病の子らの訴え
西日本 1968 8 28 熊本へハイキング、水俣病の子供たち、研究学生の善意実る
朝日 1968 8 28 アセトアルデヒド工程、「当初安全だった」、開発した水俣市長(元工場長)の話
朝日 1968 8 28 患者や地元に大ショック、”隠されていた”水俣病/補償に新たな波紋、工場の実験が裏目/まだ廃液が百トン、設備変更で残る、有機水銀いっぱい/だまされていた/当局、複雑な反応、水俣病実験問題、会社側「知らぬ」と強気
朝日 1968 8 28 「欺かれていた補償契約」/水俣病患者互助会、”一札”くやむ渡辺初代会長
朝日 1968 8 28 大はしゃぎ水俣病の子ら/招待のバス旅行、おそとで食べたヨ、ありがとう、お兄ちゃん
読売 1968 8 28 薄幸の子”最良の夏休み”/ごきげん熊本見物、東京の大学院生、水俣病の七人招待
毎日 1968 8 28 秋に「公害」認定か、水俣病・15年ぶりに/契約で微妙な補償
毎日 1968 8 28 水俣病の戦いを支援、自治労全国大会で決議、日吉会長ら会場で訴える
熊日 1968 8 29 ”訴訟せぬ”の真意など/熊本地方法務局、水俣病患者を調査
西日本 1968 8 29 会社が押しつける?、水俣病患者見舞金契約、法務局が実態調査
朝日 1968 8 29 こっそり流していた有機水銀/熊大の測定値が証明、チッソ水俣工場、魚介、三カ所で汚染
読売 1968 8 29 水俣病、患者の生活調査、熊本法務局乗り出す
西日本 1968 8 30 ”水銀監視”強化を、水俣病問題、熊本県議会で追及
朝日 1968 8 30 委員会で追及、熊本県議会
朝日 1968 8 30 患者家庭の実態を調査、人権委の依頼で、熊本法務局動く
朝日 1968 8 30 熊本地検も事情調べる、水俣病、係官きょう現地へ
朝日 1968 8 30 「訴訟も辞さぬ」、地区労、会社追及の住民を支援
熊日 1968 8 31 ”人権上の結論”求める/岡本熊商大助教授、水俣病で学会発表へ
熊日 1968 8 31 特殊接着剤を開発/チッソ水俣支社、九月から新工場建設
西日本 1968 8 31 水俣病研究を英文出版、熊大で準備進む
西日本 1968 8 31 水俣湾の有機水銀減る、問題設備の休止後、熊大の追跡調査で判明
朝日 1968 8 31 患者の家庭を支援、新日窒労組
朝日 1968 8 31 薄らぐ”タブー意識”、水俣病/市民の関心も高まる、対策市民議会、機関紙通じて訴え
毎日 1968 8 31 水俣病、”人権侵犯”の実態つく、熊本短大、近く学会発表