来る10月15日から19日まで、水俣市において第6回「地球環境汚染物質としての水銀に関する国際会議」が開かれます。主催者によればこの会議では世界40ヵ国の研究者約500人が最新の研究成果を発表するとのことです。
熊本大学ではこの会議に合わせて、以下のとおり講演会と展示会を開催いたします。
今回の企画は、メチル水銀汚染による水俣病を検証するとともに、過去のデータを再評価し、水銀汚染がいかに長く、広範囲に発生したかを科学的に明らかにすることによって、「公害」「環境汚染」「環境ホルモン」問題などにこれからどのように対応していけばよいのかを学ぶことを目的としています。
専門知識のない方にもわかりやすく解説いたします。多くの皆さんのご来場をお待ちしています。
演 題 | 「水俣病」からメチル水銀中毒へ <内容>現代のメチル水銀中毒研究、水俣病の知覚障害の再評価、不知火海の汚染エリアと期間の再評価、水俣病の症状 |
講 師 | 浴野成生氏、二宮 正氏(熊本大学医学部) |
日 時 | 平成13年10月6日(土)13時〜15時 |
会 場 | 熊本大学工学部2号館223講義室 熊本市黒髪2丁目39−1(黒髪南キャンパス) |
期 日 | 平成13年10月6日(土)から10月21日(日)まで (開場:平日は9時〜20時、土日祝は10時〜16時) |
会 場 | 熊本大学附属図書館(黒髪北キャンパス) |
展 示 | パネル・標本と解説 <内容>水銀化合物の実物と解説・地球上の水銀汚染の歴史・無機水銀からメチル水銀への変化・メチル水銀の食物連鎖による生物濃縮・水銀の毒性・世界におきたメチル水銀中毒・現代のメチル水銀中毒の研究 |
講演会・展示会いずれも入場無料です
主 催
熊本大学学術資料調査研究推進室/熊本大学附属図書館
http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/suishin/ikagaku
連絡/問い合わせ tel.096-342-2272
fax096-342-2210