新聞名 記事見出し
熊日 1970 7 1 “水俣病発生は必然”/原告側、第四準備書面を提出
西日本 1970 7 1 企業体質追及、原告側、第四準備書面を提出、水俣病裁判
朝日 1970 7 1 ネコ717号などについて質問、細川博士の臨床尋問
朝日 1970 7 1 「会社は安全無視」、水俣病訴訟弁護団、第四準備書面で主張
読売 1970 7 1 「資本主義と公害」つく書面、水俣裁判弁護団
毎日 1970 7 1 32の質問状、患者弁護士が細川医博へ
毎日 1970 7 1 チッソの過失責任つく、水俣病訴訟派、準備書面を提出
熊日 1970 7 2 巡礼団があす出発/東京・水俣病を告発する会/“ミナマタ”訴え、熊本に
西日本 1970 7 2 ネコ実験など32項目、原告弁護団、細川博士尋問で要望書、水俣病裁判
朝日 1970 7 2 第五準備書面を提出、水俣病弁護団、時効起算点で反論
読売 1970 7 2 兄弟にも請求書、水俣病訴訟弁護団、準備書面に主張
朝日 1970 7 3 水俣病裁判核心へ/会社側の過失責任、細川証言にカギ?、あす臨床尋問、ネコの秘密実験
朝日 1970 7 3 <声>「公害賠償」の判例
朝日(東京) 1970 7 3 水俣訴訟いよいよ核心へ/「過失責任」で新局面、あす、細川博士の臨床尋問、長い争いへ結束、訴訟派「会社は信用できぬ」
朝日(東京)
(夕)
1970 7 3 水俣へ、“お遍路”出発、「水俣病を告発する会」
毎日(東京) 1970 7 3 <公害なってなくなれ、企業に問う、(8)>水俣の告発スト/水銀入りの水飲め、カベは企業のおごり
毎日(東京) 1970 7 3 “怒りの巡礼”九州へ、東京・水俣病を告発する会
熊日 1970 7 4 細川博士(元チッソ病院長)を臨床尋問<熊本地裁>/“過失”立証のキメ手/水俣病訴訟、初の証人調べ
熊日 1970 7 4 巡礼団、水俣へ出発、九日熊本入り、各地で公害追放訴え
西日本 1970 7 4 “水俣病告発”へ1300キロ、白衣の巡礼団、東京出発
朝日 1970 7 4 <なかま>水俣病と取込む小さな集い、会員数不定/資格制限は全くない
朝日 1970 7 4 「会社の費用で実験」、水俣病訴訟弁護団が公表、細川博士の“証言”テープ
朝日 1970 7 4 水俣病告発の遍路へ、東京→水俣/巡礼団の11人が出発、各地の街頭で訴え、ビラ配り、浄財集めも
朝日(東京) 1970 7 4 細川博士を臨床尋問、水俣病訴訟/ネコ実験、経過説明、提訴から二年目核心へ
毎日 1970 7 4 “水俣病告発”巡礼の旅/東京→熊本 市民の訴え
毎日(東京) 1970 7 4 水俣訴訟、細川博士を尋問、病床で、「ネコ発病報告したか」
熊日 1970 7 5 会社は知っていた/“400号ネコの実験結果”/廃液の危険性も進言/細川元病院長が証言、水俣病訴訟の臨床尋問/過失より故意が明確化/原告側弁護団の見解
西日本 1970 7 5 「ネコ実験」詳細に証言/細川博士を臨床尋問、水俣病裁判/排水の危険強調、400号発病、技術部に報告、言語側弁護団発表/社側の責任明らか、原告側、新事実出なかった、被告側
西日本 1970 7 5 “細川証言”の録音/排水との関係、日報明記、実験断絶かけ合わず
朝日 1970 7 5 「会社はネコ発病知っていた」/細川博士が証言、臨床尋問、メモも提出、水俣病訴訟/「ホッとした」、細川博士
朝日 1970 7 5 怒りあらたに…、水俣病臨床尋問で地元/「まるでサギ行為、会社のやり方暴露」
朝日(東京) 1970 7 5 「ネコが水俣病」の報告後、実験継続断られた、原告側が内容発表、細川博士の証言
朝日(東京) 1970 7 5 「訴訟のメドつく」、細川博士臨床証言、喜ぶ水俣病の地元/<解説>チッソ側主張真向から否定/「ホッとしたよ…」、細川博士、妻に打明ける
読売 1970 7 5 細川博士を臨床尋問/ネコ9匹が発病した、会社、実験やめさす、水俣裁判で注目の証言
毎日 1970 7 5 廃液実験のネコ発症、知っていた?会社、細川博士を病院で尋問、水俣病訴訟
毎日(東京) 1970 7 5 水俣訴訟、「会社は知っていた」、細川博士が証言
熊日 1970 7 6 <黙鼓子>(ガン病床に横たわる細川元病院長の証言…)
朝日 1970 7 6 九日に提訴記念集会、水俣病患者訴訟派など
朝日(東京) 1970 7 6 水俣署名を締出す、万国博協会、会場前も「理屈無用」
朝日 1970 7 7 つめたい万国博/水俣巡礼団締出す、「署名もカンパもならぬ」
朝日 1970 7 8 <社説>細川証言の重さと水俣裁判
朝日 1970 7 8 世に出る“幻の細川ノート”、十日に水俣病第五回口頭弁論、「排水取りも拒まれた」/ノートの主な内容
朝日 1970 7 8 <文化>市民意識の中の公害、正田誠一/生活権主張する住民、企業従属から目ざめる
毎日 1970 7 8 “細川メモ”十日、法廷に、水俣病裁判、会社の責任立証にカギ
毎日(東京) 1970 7 8 「排水採取、拒否された」細川メモ、十日の口頭弁論へ、水俣病訴訟
熊日 1970 7 9 水俣巡礼団が九州入り、きょう熊本入り
熊日 1970 7 9 <水俣病裁判>あす第5回口頭弁論/「細川ノート」提出、原告側/被告側も「手記」を証拠申請/臨床尋問内容も陳述
熊日 1970 7 9 補償金は非課税に/国税庁
朝日 1970 7 9 駅前広場でカンパ、水俣病巡礼団、小倉入り
朝日 1970 7 9 水俣補償は非課税、国税庁
朝日 1970 7 9 操業中止を、水俣病巡礼団が東洋エチルに申入れ
朝日 1970 7 9 「旅をして、よかった」、巡礼団、未知の人とも対話
朝日(東京) 1970 7 9 東京→水俣巡礼団/旅をしてよかった/ビラ張り手伝う主婦、ホコリと汗、純白の着物
読売 1970 7 9 補償金に課税せぬ、水俣病一任派、国税庁が回答
毎日 1970 7 9 カネミ患者と手握る、水俣病告発の巡礼団が九州入り
毎日 1970 7 9 記録映画「告発、’70水俣」を製作/鋭い社会の目で、独立プロ、現地で撮影へ
毎日 1970 7 9 “細川メモ”で新局面/あす水俣病第5回口頭弁論/過失、きびしく追及、“34年見舞金”も争点
毎日 1970 7 9 <肥後評論>大小の公害
熊日 1970 7 10 ネコ実験、水俣病と断定できなかった/チッソ社内報が発表
熊日 1970 7 10 水俣巡礼団熊本入り/募金渡し、患者を激励
熊日 1970 7 10 “水俣病は刑事事件”/森中氏、警察側の見解ただす
西日本 1970 7 10 きょう水俣病裁判、第5回口頭弁論/準備書面書き直し、“細川証言”で両弁護団
西日本 1970 7 10 学生のデモ警戒
西日本 1970 7 10 支援巡礼団熊本入り、告発する会、患者たちと交歓
西日本 1970 7 10 社側捜査は細川証言調べて、参院公害委で刑事局長
朝日 1970 7 10 患者家族と交歓、水俣病巡礼団
朝日 1970 7 10 細川証言が焦点、きょう水俣病訴訟第五回口頭弁論
朝日 1970 7 10 「実験ネコ狂わず」、水俣病との関係を否定、チッソ社内報
朝日 1970 7 10 傷害致死の適用困難、刑事局長、水俣訴訟で答弁
朝日 1970 7 10 新たな事態の前に、水俣病患者家庭御sぞかいの両派に聞く/甘い“金さえなれば”、子どもの将来が心配/満足している者はおらん/はじめは裁判しようなんて/いとも割りに合わぬ補償/コロニーはぜひ水俣に
朝日(東京) 1970 7 10 カンパ63万円手渡し、交歓、水俣巡礼団、熊本入り
朝日(東京) 1970 7 10 ネコに水俣病現れず、チッソ社内報、「細川証言」を否定
朝日(東京) 1970 7 10 <声>水俣巡礼団がんばって
朝日(東京)
(夕)
1970 7 10 証拠にネコ実験、水俣病裁判、第五回口頭弁論開く
読売 1970 7 10 患者代表が歓迎、水俣巡礼団熊本入り
毎日 1970 7 10 「ネコ実験、結果知らぬ」、チッソ側、社内報に発表
毎日 1970 7 10 “水俣の償い”この手でー、告発の巡礼団、熊本に着く、患者らとの涙の握手
毎日 1970 7 10 <読者の広場>水俣病にみる人間愛のなさ
毎日(東京) 1970 7 10 「ネコの発病は知らなかった」チッソ、社内報で反論
毎日(東京) 1970 7 10 「人間やったら戦いなはれ」、水俣病告発キャラバン、熊本入り
毎日(東京)
(夕)
1970 7 10 細川メモを証拠申請、水俣病口頭弁論で患者側
熊日 1970 7 11 やっと一段落/一任派の交渉委は解散
熊日 1970 7 11 患者の皆さんにと“募金委託”
熊日 1970 7 11 患者支援で気勢あぐ、「告発する会」の主催、集会やフランスデモ
熊日 1970 7 11 新局面の水俣病裁判、第五回口頭弁論ひらく/会社の故意過失?を追及/原告、細川証言もとに、第四準備書面を手直し/被告側、責任無しを主張/<解説>軌道に乗った審理
西日本 1970 7 11 水俣病裁判 核心に、第五回口頭弁論/「細川証言」を提出、原告側弁護団、会社の過失責任立証へ/<解説>年いっぱいは事実審理か
西日本 1970 7 11 地裁前、デッカイ支援の輪、遺影抱きデモも、水俣病裁判 外人記者も取材
西日本 1970 7 11 調停派は補償交渉委員解散
朝日 1970 7 11 細川証言で応酬、ネコ実験記録など提出、水俣病裁判の第五回口頭弁論/「見舞金契約は詐欺」患者側/<解説>過失責任が今後の問題
朝日 1970 7 11 巡礼団、水俣入り
朝日 1970 7 11 水俣病訴訟第5回口頭弁論/“細川証言”その抜枠/「初めから排水に疑い」、ネコ400号の実験で確信/実験、結局は中止、結果は伝えたと重う…/排水路変更に反対、熊大報告もヒントに
朝日 1970 7 11 怒りおさえみつめる目・目…、水俣病裁判/「責任の徹底追及を」、巡礼団も加わり熱気
朝日 1970 7 11 悲しみと怒り強める、水俣病裁判、口頭弁論後に法要/スウェーデンからも、記者が取材
朝日(東京) 1970 7 11 一任派が解散式、同じ日、水俣で乾杯して
朝日(東京) 1970 7 11 会社側、新資料提出を約束、水俣病裁判
朝日(東京) 1970 7 11 水俣病“細川証言”の記録
読売 1970 7 11 水俣裁判核心の審理/細川ノートを提出、会社も反証の手記
読売 1970 7 11 調印派の交渉団解散
読売 1970 7 11 法廷包む熱気、水俣病訴訟5回目の口頭弁論/午前5時から人波、傍聴券たちまち品切れ
毎日 1970 7 11 この日46人の慰霊祭
毎日 1970 7 11 細川証言、証拠に採用、水俣病訴訟、ネコ論争、激化へ、熊本地裁/<解説>会社側、細川メモに反論へ
毎日 1970 7 11 水俣裁判、患者をだますな、細川メモ、会社の反論に騒然/巡礼団などがデモ
毎日 1970 7 11 “水俣病訴訟”に熱烈な支援/要求で傍聴券増発、法廷では「沈黙の圧力」
毎日(東京) 1970 7 11 細川メモを採用、水俣病訴訟、証拠資料に
熊日 1970 7 12 “市民の一斉健診を”、水俣病巡礼団市に要望
熊日 1970 7 12 新患者4人の審査諮問/水俣病審査会
熊日 1970 7 12 悲惨な姿、声もなく/<水俣病巡礼団、患者を見舞う>/市に要望、“市民の一斉健診を”
西日本 1970 7 12 <熊本春秋>
朝日 1970 7 12 ネコ発病に驚く、水俣病に酷似の四〇〇号
朝日 1970 7 12 結果は直接伝える、排水路の変更に反対
朝日 1970 7 12 明らかになった、水俣病訴訟・第5回口頭弁論“細川証言”抜枠/「初めから排水に疑い」、実験日報は会社へも配布
読売 1970 7 12 水俣巡礼団ゴール
毎日 1970 7 12 補償交渉委が解散、水俣病和解一任派
毎日(東京)
(夕)
1970 7 12 <学芸>「日本はほろびた、おぼえておくがいい」「足尾鉱毒事件」田中正造の叫び、いま水俣に、公害への最大の戦いだった、立ちふさがった怪物、資本主義、国土の全域が被害地なのだ、「辛酸また佳境」と「苦海浄土」と
毎日 1970 7 13 水俣病/十七日に症状ランク決め、補償処理委あっせん受諾の四人
熊日 1970 7 14 「公害係り」などを新設、行財政審機構革命で答申、水俣市
朝日 1970 7 14 水俣病の要観察者死ぬ
西日本 1970 7 15 水俣病要観察者死ぬ
毎日 1970 7 15 水俣病“ネコ台帳”の内容、チッソ本社が発表/900匹の実験記録、えさや成育状況をメモ
毎日 1970 7 15 水俣病認定“再審査”の田中さん病死
西日本 1970 7 16 会社が新資料提出へ、水俣病裁判、一連のネコ実験台帳
毎日 1970 7 16 水俣訴訟、反論の“ネコ資料”、会社、細川証言に対抗し
西日本 1970 7 18 症状ランク決める、新認定の水俣病患者
毎日 1970 7 18 四人の症状ランクきめる、水俣病新認定患者
朝日 1970 7 19 熊大生が社会学の実習に水俣病発生地区を調査
熊日 1970 7 20 細川証言の速記録から/症状、水俣病に酷似/病理解明を九大に依頼
熊日 1970 7 20 水俣病裁判に支援を、訴訟派弁護団、熊本市内で資金カンパ
熊日 1970 7 20 <追及する(51)>ネコNo.400/水俣病裁判のカギ、動かせぬ事実、ネコの死、争点、発症原因の解釈
西日本 1970 7 20 <熊本春秋>(水俣病裁判カンパ)
西日本 1970 7 20 水俣病裁判に支援を、訴訟派弁護団、熊本
読売 1970 7 20 水俣病、弁護団街頭募金、訴訟派の台所は苦しい
朝日(東京)
(夕)
1970 7 21 チッソ株1万購入、水俣病を告発する企、総会で直接対決へ、株主として“公害闘争”とりようない対策
読売 1970 7 21 <水俣病の焦点(1)>嫁に行けぬ娘2人、そして自分にも言語障害が…/人形の母
熊日 1970 7 22 GMキャンペーンの日本版、新戦術に出た訴訟派、水俣病
熊日 1970 7 22 株主になって会社と対決、水俣病、訴訟派が新戦術
熊日 1970 7 22 患者家庭から細川博士に礼状/水俣病訴訟派呼びかく
熊日 1970 7 22 <黙鼓子>(訴訟派が株主…)
西日本 1970 7 22 「企業責任を直接追及」、チッソ株買集め、水俣病を告発する会など
朝日 1970 7 22 チッソ株一万株を購入、水俣病を告発する会、株主総会で対決へ
朝日 1970 7 22 「どんどん買って!」、水俣病患者、株にこめる“うらみ”
読売 1970 7 22 チッソ株買い集め運動、水俣病を告発する会、株主総会で対決へ
読売 1970 7 22 水俣病に“一株運動”告発する会、チッソ総会で対決
読売 1970 7 22 <水俣病の焦点(2)>実験2年目に発病、会社は知っていたか…/400号ネコ
読売(東京) 1970 7 22 <金では命は買えんばい<下>>、なお続く水俣の悲劇/この子をどぎゃんする、ナシのつぶて、コロニー公約、46人目のイケニエ、夫は24歳で“狂死”、届かぬ請願の声
毎日 1970 7 22 株を持ち会社追放へ、水俣病、訴訟派、支援団体が運動
毎日(東京) 1970 7 22 チッソ株集め運動、水俣病訴訟派、「総会で責任追及」
読売 1970 7 23 <水俣病の焦点(3)>不当な悪徳の汚名、反撃宣言するチッソ/被告席の発言
熊日 1970 7 24 <チッソ>再建の最終計画発表/合板会社など新設/余剰人員は極力吸収/実働までに半年の空白
西日本 1970 7 24 <社説>企業は公害挑戦に勇断を
西日本 1970 7 24 <読者の広場>全国民も立ち上がれ、チッソ株買い集めに敬意
読売 1970 7 24 <水俣病の焦点(4)>後世によか判例を、企業と戦う72歳の意気/ある独白
読売 1970 7 25 <水俣病の焦点(5)>コロニーがほしい、宿命と戦う子ら/生ある限り
朝日(東京) 1970 7 27 “水俣の怒り”対決で/“チッソ一株運動”の後藤弁護士/「裁判何か待てぬ、命の闘い、企業にぶつける」
朝日 1970 7 28 経営者に怒りぶつけろ、水俣病/張り切る持株運動の後藤弁護士/「発案者は患者自身、長い裁判、もう待てぬ」
朝日 1970 7 28 訴訟派援助の「基金」設置へ、水俣病告発の会など
熊日 1970 7 29 <視点>水俣闘争の新戦術
朝日 1970 7 31 猛暑の中、撮影進む、映画「告発’70水俣」、現地で10月末まで
読売 1970 7 31 水俣病の子は絵に特徴/頭が扁平、紫を多用、宮崎の教師が発表、マヒの症状を暗示