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第9巻
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第9巻 - 8 阿蘇社回禄時取出並焼失具足注文写 刊本158号 第9巻 - 9 将軍家(足利義詮)御判御教書 刊本159号

120 第9巻 - 8 阿蘇社回禄時取出並焼失具足注文写 刊本158号  / 121 第9巻 - 9 将軍家(足利義詮)御判御教書 刊本159号
120 第9巻 - 8 阿蘇社回禄時取出並焼失具足注文写 刊本158号
121 第9巻 - 9 将軍家(足利義詮)御判御教書 刊本159号
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阿蘇社回禄時取出並焼失具足注文写 刊本158号

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延文六年(1361)二月廿二日
将軍家(足利義詮)御判御教書 刊本159号

室町二代将軍足利義詮から阿蘇大宮司惟村に対してだされた御判御教書。内容は、鎮西凶徒(南朝勢力)掃討に際して、惟村が各地で数度にわたり軍忠に励んだことについて、守護人大友氏時から注進があったこと、こうした忠節に感謝した上で、当知行の地つまり惟村が現在支配している領地はこれまで同様に安堵するので、さらに励んで欲しいというものである。惟村は惟澄の嫡男で、惟時から大宮司の地位を譲与された。この二月廿二日、義詮は筑前・豊前・肥前の国人たちに斯波氏経を九州探題として派遣するので協力を依頼する御判御教書をだしている。本文書の場合は、斯波氏経のことには一切触れておらず、大友氏時を仲介させているところに特色がある。南朝勢力の勢いが高まる中で、阿蘇氏の掌握は大友氏時を介してという基本方針があったのであろう。(柳田)

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