このマニュアルは、薬学部分館(以下、分館という。)における開館時間外利用(以下、時間外利用という。)に関して、「熊本大学附属図書館利用規則」(以下、利用規則という。)及び「熊本大学附属図書館医学系分館及び薬学部分館開館時間外利用細則」(以下、利用細則という。)に規定する事項を整理するとともに、必要な事項を補足するものです。
(利用者)
1. 時間外利用の利用者とは、利用規則第2条各号に掲げる利用者のうち、利用細則第2条及び第3条の規定に基づき、所属する分野長からの申請を経て分館長の許可を得た者です。
(利用時間)
2. 時間外利用として利用できる時間は、利用規則第4条に規定する通常の開館時間を除く時間です。通常は、平日の17時から翌9時及び土日祝の終日が、時間外利用の時間です。なお、平日8時半から9時は清掃のため利用を制限します。
(入退館時のID認証)
3. 時間外利用では利用者の認証を行います。入館と退館の際には、分館出入り口の壁面のカードリーダーにIDカードを(溝に差し込んですべらせて)読み取らせてください。一定時間ドア錠のロックが解除されてドアが開きます。必ず利用者1名ずつIDカードを読み取らせてください。
(施設及び設備の利用)
4. 施設及び設備は適正に利用してください。
(1) 照明
閲覧室のスイッチは、出入口横の壁面にあります。また、1階書庫のスイッチは1階階段右側壁面にあります。必要な場所のみ点灯し、節電に協力してください。利用後や退館時には、他の利用者がいないことを確かめた上で、必ずスイッチを切ってください。
(2) 窓
窓を開けたら、退館時には必ず閉めてください。雨が降り込む恐れがあります。また、降ろしたブラインドも上げて下さい。
(3) 空調
冷暖房装置のリモコンは、出入口横の壁面にあります。利用後や退館時には、他の利用者がいないことを確かめた上で、必ずスイッチを切ってください。利用できる季節や時間に制限がありますので予めご承知ください。
(4) パソコン、コピー、プリンター等
通常どおり利用できますが、故障した場合の対応はすぐにはできませんので、メモを残すか通常開館時間に担当者に連絡してください。
(非常時への対応)
5. 利用細則第6条に基づき、火災、盗難、自然災害等の非常事態が発生したときは、初期消火、応急措置、自身の安全確保、関係機関への通報、担当者への連絡等を行ってください。
(1) 非常口・消火器等の確認
時間外利用に際しては、非常口・消火器の位置を確認してください。また、1階と2階に数箇所、停電時に点灯する保安灯を設置しています。コンセントからはずすと携帯電灯としても使用出来ますので、非常時に利用してください。
(2) 関係機関に連絡先の確認
火災・救急の場合の119番、盗難等事件の場合の110番に加えて、「(夜間・休日等)薬学部庁舎緊急事態発生時の連絡網」を出入口壁面やカウンター等に掲示していますので確認してください。
(3) 停電
入館中に停電したときは、停電から10分以内に外に出てください。停電から10分を経過すると、ドア錠がロックされて退館できなくなります。その場合は、ドアの錠カバーを破り、つまみを回して出てください。
(遵守事項)
6. 利用細則第7条で規定する事項を必ず遵守してください。
(1) 館内では火気を使用しないこと。
(2) 静粛を保ち、他の利用者に迷惑を掛けないこと。
(3) 資料及び施設を汚損しないこと。
(4) 館内では飲食をしないこと。
(5) 退館後、無人状態になるときは、照明及び複写機等の電源を切ること。
(6) 事務室に立ち入らないこと。
なお、飲食禁止に関して、密閉容器の飲料水(ペットボトル、水筒等)は持ち込みできます。
(損害賠償等)
7. 利用細則第8条に基づき、時間外利用者が故意又は過失により資料を汚損若しくは亡失したとき又は施設、設備、備品等に損害を与えたときは、賠償しなければなりませんのでご承知ください。
(利用制限等)
8. 利用細則第9条に基づき、時間外利用者が利用細則及びこのマニュアルの事項に違反したときは、時間外利用の制限又は停止となりますのでご承知ください。
(防犯カメラ)
9. 利用者の安全及び安心を確保するとともに本学の資産を保護するために、「国立大学法人熊本大学防犯カメラの管理及び運用に関する規則」に基づき防犯カメラが運用されていますので、ご理解ください。