オープンアクセス

  • オープンアクセスとは
    セルフアーカイブによるオープンアクセス:グリーンオープンアクセス(Green OA)
    ジャーナルへの投稿によるオープンアクセス:ゴールドオープンアクセス(Gold OA)

  • OAジャーナルへの投稿
    APCの割引情報
    オープンアクセスジャーナル投稿の際の注意事項
    ハゲタカジャーナルの注意喚起

オープンアクセスとは

 主に学術情報の提供に関して使われる言葉で、学術情報をインターネットから無料で入手でき、技術的、法的にできるだけ制約がなくアクセスできるようにすることを指します。科学技術振興機構(JST)では、「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJST の基本方針」を示しており、JSTが実施する研究プロジェクトの成果公開におけるOAの方法として、

  1. 著者最終稿等を国の施策として進めている機関リポジトリ等を活用し公開する方法(=グリーンOA)
  2. 研究者等がオープンアクセスを前提とした学術誌等に研究成果論文を発表する方法(=ゴールドOA)

を掲げており、1.を推奨、2.は選択可能としています。

 熊本大学では、「熊本大学オープンアクセス方針」(令和5年3月23日 教育研究評議会審議了承)を定め、本学の研究成果のオープンアクセスを推進しています。

 

セルフアーカイブによるオープンアクセス:グリーンオープンアクセス(Green OA)

 大学等が構築・運用する機関リポジトリや、分野別リポジトリ・プレプリントサーバ上に、自身で論文を登録することにより、論文をオープンアクセスにする方法。
 ジャーナルに掲載された論文をリポジトリに登録する場合は、出版社の規定により、多くの場合、査読済み最終稿(著者最終稿)を登録することになります。
 また、出版社や雑誌によっては、著者稿の公開にあたって一定の公開不可期間(エンバーゴ)を設けている場合もあります。
 本学では、熊本大学学術リポジトリを運用しています。

ジャーナルへの投稿によるオープンアクセス:ゴールドオープンアクセス(Gold OA)

 ゴールドOAでは掲載料(APC:Article Processing Charges)は多くの場合、著者が負担することになっており、研究費をAPCに当てられることや従来のジャーナルよりも投稿から掲載までの期間が短いことから、一般に浸透しつつあります。

 

熊本大学学術リポジトリ

 熊本大学学術リポジトリとは、熊本大学で生産された学術研究成果(紀要掲載論文、博士論文、学術雑誌掲載論文、学会発表資料、電子教材など)を電子的に登録・保存し、インターネットを通じて広く世界中に発信するシステムです。2006(平成18)年5月に正式運用を開始しました。
 登録された学術研究成果は、熊本大学学術リポジトリで検索することもできますが、CiNii、IRDBなどでも検索できます。2020年2月末の収録コンテンツ数は15,195 件、2018年度のダウンロード数は445,269件です。
 熊本大学学術リポジトリは運用開始以来、学内サーバで運用してきましたが、2020(令和2)年3月24日に、国立情報学研究所とオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が共同運用するJAIRO Cloud(クラウド型の機関リポジトリ環境提供サービス)へ移行しました。

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熊本大学学術リポジトリ運用指針(PDF形式 84KB)

 

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