第3回ラーニング・カフェ(医学系分館1階ラーニングコモンズ)
- ・随時参加・途中退席可能です。(予約不要)
- ・対象:医学部一年生(その他生物学に興味のある方)

医学系分館
096-373-5035
第11回「熊本大学東光原文学賞」では大賞1篇・優秀賞3篇が決定し、平成31年1月18日(金)に開催された表彰式において発表されました。
こちらから、受賞作品を一括してPDF(4.3MB)でダウンロードすることができます。ぜひご覧ください。
受賞作品名、作者(ペンネーム)、所属は以下のとおりです。
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【大 賞】 1篇
◆「好きじゃないひと」 高穂 ひさ(PN)(薬学部 1年)
【優秀賞】 3篇
◇「財布なんざ常に領収書でいっぱいだ」 南藻 ナイ(PN)(理学部 1年)
◇「柿」 山田 龍太(PN)(文学部3年)
◇「トモちゃんと猫」 苛屋(PN)(文学部4年)
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<選考委員長>
跡上 史郎 熊本大学大学院人文社会科学研究部(文学系)准教授
<選考委員(五十音順)>
岩瀬 茂美 熊本日日新聞社 編集委員、論説委員
松岡 浩史 熊本大学大学院人文社会科学研究部(文学系)准教授
*作品の選考において、学部学年・性別等の背景はもちろん、ペンネームも一切明かさず、小説のみで審査されました。
◆過去の受賞作品(第1回~10回)は、全てホームページで公開しています → 熊本大学東光原文学賞
作品集の冊子は、中央館・医学系分館・薬学部分館等で配付しています。
残部が少ないものもありますので、目にとまったときには・・・すぐにどうぞ!(無料)
♪第10回熊本大学東光原文学賞作品集から、表紙が変わりました!
【新聞およびタブロイド資料の利用について】
①利用希望日の前日(平日)12時前までに下記連絡先へ、氏名、連絡先、利用を希望する資料(例:○○新聞 ****年**月**日 朝刊)、利用希望日を連絡する。
※受付は平日のみとなり、土日・祝日・休館日は受け付けておりません。
※利用を希望する資料の量が多くなる場合には、早めにお申し込みください。
2019年4月に熊本大学附属図書館のホームページをリニューアルしました!
基本的な内容はこれまでどおりですが、閲覧する端末に応じて最適なレイアウトで表示されるようになりました。
そのため、スマートフォンからアクセスするとすっきりした画面で利用できるようになっています。
これからも図書館のホームページをご利用ください!
寛政4 (1792) 年、普賢岳噴火に伴う眉山の山体崩壊により大津波が発生すると、その影響は対岸の天草・熊本にも及び、甚大な被害をもたらしました。
企画展Ⅳ―「島原大変肥後迷惑」の記録と記憶―では島原の被災の記録と供養塔を取り上げました。それを受けて本企画展では、天草側に分布する供養塔を取り上げ、「島原大変肥後迷惑」が天草にもたらした影響と、その記憶の継承を紹介します。
◆『肥後国絵図』
◆『天草供養塔分布マップ』
雲仙岳では寛政3(1791)年から地震が頻発、住民が不安を抱えるなか、寛政4(1792)年1月18日には噴煙があがった。この噴火によって、溶岩が周辺地域に流れ、その後も、有感地震はおさまる兆しがなかった。こうして、4月1日夜、島原地方を大規模地震(マグニチュード6.4)が襲う。これにより、雲仙岳の東側にある眉山の山体崩落が起こり、土石流が有明海に流れ込んだ。
すると、大津波が発生し、天草や熊本、宇土、玉名、荒尾などにも被害をもたらした。これにより、約15,000人もの死者や多くの負傷者を出し、家屋・蔵が流失、牛馬も流死した。島原半島にとどまらず、対岸の熊本にも被害を及ぼしたことから、この一連の被災は「島原大変肥後迷惑」と言われた。未曾有の被害をもたらした災害を後世に伝えるため、数多くの記録物が作成され、被災地には、流死者を悼んだ供養塔も建立された。これらの供養塔は、島原藩が命じたもの、村の有志によるもの、僧侶が建立したものなどが現存している。
雲仙普賢岳は平成2(1990)年11月17日に噴火したことを機に、翌年5月15日には水無川で土石流が発生し、6月3日の大規模火砕流では、43名の死者・行方不明者があった。また、平成28(2016)年4月14日、同月16日に発生した熊本地震は、我々の記憶に新しい。島原・天草・熊本では、近年、幸いにも津波被害は出ていないが、かつての災害の史実を認識しておくことは、防災意識を醸成するうえでも肝要である。
本企画展は、船の科学館・日本財団の海の学び調査・研究サポート「長崎・熊本両県における自然災害(地震・噴火・津波)に関する総合調査―寛政4年「島原大変肥後迷惑」の文献・慰霊碑を中心に―」(研究代表:安高啓明)の助成をうけて実施することができた。調査研究分担者の松本博幸(天草市)・吉田信也(島原市)には多大なご協力を得た。また、日本史研究室に所属し、将来、学芸員への就業を希望する大学院生・学部生も、調査から展示に至るまで参加し、実践教育の機会として本事業を実施することができた。本事業にご協力いただいた関係各位に衷心よりお礼申し上げる。
中央館では、2/18(月)~4/3(火)まで春季休業中開館となります。
この期間中、平日は17:00に閉館いたします。
なお、土日祝日は通常通り12:00-18:00開館となります。
どうぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。
春季休業期間中の長期貸出を下記のとおり行います。
どうぞご利用ください。
<中央館>
期 間:平成31年2月8日(金)~3月22日(金)
返却期限:平成31年4月5日(金)
<医学系分館>
期 間:平成31年2月9日(土)~3月21日(木)
返却期限:平成31年4月5日(金)