検索力アップ! レポート・論文を書くための効果的な文献の探し方
【黒髪地区】
開催期間:2019年6月17日(月) ~6月21日(金)
詳細は図書館お知らせでご確認下さい。
検索力アップ! レポート・論文を書くための効果的な文献の探し方
【黒髪地区】
開催期間:2019年6月17日(月) ~6月21日(金)
詳細は図書館お知らせでご確認下さい。
時間帯 | 6/17(月) | 6/18(火) | 6/19(水) | 6/20(木) | 6/21(金) |
11:00-11:30 | 日本語論文 | 外国語論文 | 日本語論文 | 外国語論文 | 日本語論文 |
13:30-14:00 | 外国語論文 | 外国語論文 | 外国語論文 | 外国語論文 | 外国語論文 |
14:40-15:10 | 新聞記事 | 新聞記事 | 新聞記事 | 新聞記事 | 新聞記事 |
15:30-16:00 | 日本語論文 | 日本語論文 | 日本語論文 | 日本語論文 |
日本語論文
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附属図書館中央館の本を選ぶ【学生選書員】を募集しています。
読みたい本が図書館にないと思っている方、
専門分野の本が少ないと困っている方は、ぜひご応募ください。
●応募方法 以下を記入したメールを送信してください。
メール件名: 「学生選書員応募」
本 文: 氏名・学籍番号・学部・学年・電話番号
提 出 先: tos-support[at]jimu.kumamoto-u.ac.jp
([at]はアットマークに変更してください)
●募集締切 6月13日(木)
●活動内容 中央館に置いてほしい図書を選びます。(15冊程度)
●選書期間 6月14日(金)~7月17日(水)
●応募資格 熊本大学に在籍する学部生(1~4年生)・大学院生・留学生
●募集人数 20人程度
(応募者多数の場合は、学部のバランスを考慮して選考します)
(応募者多数の場合は、募集締切よりも早く募集を停止することがあります)
※なお、選書した本についてはPOP(紹介文)等を書いて頂き、中央館に展示します。
※一度参加されたことのある方も参加できます。
<ポスターはこちら!※下記イメージをクリックしてください>
☆お問い合わせ 附属図書館中央館 利用支援担当
E-mail : tos-support[at]jimu.kumamoto-u.ac.jp
([at]はアットマークに変更してください)
今年度の募集は終了しました。
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熊本大学黒髪地区 研究者のみなさまへ
詳細は図書館お知らせでご確認ください。
【新聞およびタブロイド資料の利用について】
①利用希望日の前日(平日)12時前までに下記連絡先へ、氏名、連絡先、利用を希望する資料(例:○○新聞 ****年**月**日 朝刊)、利用希望日を連絡する。
※受付は平日のみとなり、土日・祝日・休館日は受け付けておりません。
※利用を希望する資料の量が多くなる場合には、早めにお申し込みください。
寛政4 (1792) 年、普賢岳噴火に伴う眉山の山体崩壊により大津波が発生すると、その影響は対岸の天草・熊本にも及び、甚大な被害をもたらしました。
企画展Ⅳ―「島原大変肥後迷惑」の記録と記憶―では島原の被災の記録と供養塔を取り上げました。それを受けて本企画展では、天草側に分布する供養塔を取り上げ、「島原大変肥後迷惑」が天草にもたらした影響と、その記憶の継承を紹介します。
◆『肥後国絵図』
◆『天草供養塔分布マップ』
雲仙岳では寛政3(1791)年から地震が頻発、住民が不安を抱えるなか、寛政4(1792)年1月18日には噴煙があがった。この噴火によって、溶岩が周辺地域に流れ、その後も、有感地震はおさまる兆しがなかった。こうして、4月1日夜、島原地方を大規模地震(マグニチュード6.4)が襲う。これにより、雲仙岳の東側にある眉山の山体崩落が起こり、土石流が有明海に流れ込んだ。
すると、大津波が発生し、天草や熊本、宇土、玉名、荒尾などにも被害をもたらした。これにより、約15,000人もの死者や多くの負傷者を出し、家屋・蔵が流失、牛馬も流死した。島原半島にとどまらず、対岸の熊本にも被害を及ぼしたことから、この一連の被災は「島原大変肥後迷惑」と言われた。未曾有の被害をもたらした災害を後世に伝えるため、数多くの記録物が作成され、被災地には、流死者を悼んだ供養塔も建立された。これらの供養塔は、島原藩が命じたもの、村の有志によるもの、僧侶が建立したものなどが現存している。
雲仙普賢岳は平成2(1990)年11月17日に噴火したことを機に、翌年5月15日には水無川で土石流が発生し、6月3日の大規模火砕流では、43名の死者・行方不明者があった。また、平成28(2016)年4月14日、同月16日に発生した熊本地震は、我々の記憶に新しい。島原・天草・熊本では、近年、幸いにも津波被害は出ていないが、かつての災害の史実を認識しておくことは、防災意識を醸成するうえでも肝要である。
本企画展は、船の科学館・日本財団の海の学び調査・研究サポート「長崎・熊本両県における自然災害(地震・噴火・津波)に関する総合調査―寛政4年「島原大変肥後迷惑」の文献・慰霊碑を中心に―」(研究代表:安高啓明)の助成をうけて実施することができた。調査研究分担者の松本博幸(天草市)・吉田信也(島原市)には多大なご協力を得た。また、日本史研究室に所属し、将来、学芸員への就業を希望する大学院生・学部生も、調査から展示に至るまで参加し、実践教育の機会として本事業を実施することができた。本事業にご協力いただいた関係各位に衷心よりお礼申し上げる。