【締切ました】「第9回東光原文学賞」小説・募集中(締切:11/7)

 heart今年は、きみの作品が本になる!! heart
 「東光原文学賞」は、熊本大学の学生(学部生・大学院生・留学生)を対象とした文学賞です。
  力作を待っています!yes
 
大賞・
優秀賞
大賞1編  正賞:表彰状・特製記念トロフィー
                  副賞:図書カード20万円
優秀賞3編 正賞:表彰状・特製記念トロフィー
                  副賞:図書カード5万円 
締  切 平成28(2016)年11月7日(月) 17時厳守
発表・
表彰式
平成29(2017)年1月13日(金) 11:30開始
 (大賞候補者へは、12月下旬までに連絡しますので必ず出席してください。)
応募資格 熊本大学学生(学部生・大学院生・留学生)
ジャンル 小説(日本語)
 
・未発表の作品に限ります。  
 (同人誌などで既に発表したものは対象外
詳細は「募集要項(PDF)」をごらんください。
応募者の個人情報は、本文学賞以外の目的で使用することはありません
受賞作品の著作権は、主催する熊本大学附属図書館に帰属します。

 

 

 
◆◇◆第8回<受賞者>から、応募を迷っているきみへアドバイス!◆◇◆
 
黒瀬 優さん (作品 海の泡に消える)
その文は自分が書きたいから書くのか、ストーリーの質が高まるから書くのかを客観的に分けて考えて下さい。これが最も簡単で重要なことかと思います。自分が面白い物と他人が面白い物は別です。正直に感想を言ってくれる友人でも作れば、自身の作品にどれ程の無駄があるか痛感できると思います。まずは他人から評価をされるような小説を意識することからでしょうか。しかし、やはり一番は執筆を楽しむことです。私も好きな事だけ書いているわけではありませんが、それはそれで楽しんでいます。
今回、少女が主人公の話を作る事になり、どうせなら女の子になりきって書こうと思いました。表彰式の時に作者が女性だと思っていたと言われた事は結構嬉しかったですね。
 
伊藤 祥太さん (作品 君の部屋)
東光原文学賞に応募したい方は、とりあえず書いてみるといいと思います。読むのは、まあ二の次で。実は今回の作品は、全く別の二作品を、締め切り数日前に強引に合体させたものです。小さな小説の欠片のようなものを書き溜めていると、いつかそれが繋がる時が来ます。しっかりプロットを練って書くのもいいですが、全然書けないという方は、まずは何でもいいので書いてみましょう。好きな言葉を手帳に殴り書きするだけでもいいと思います。
 
佐藤 稿介さん (作品 リグレット)
ぜひ応募してください! 一度生まれた物語は、例外なく誰かに触れてもらう権利があると僕は思ってます。
自分の勝手な考えなのですが、小説を書くというのは沢山本を読んだり才能ありきと思われがちだと僕は思っています。持論ですがそんなことはありません。その証拠に僕は言うほど本は読みません。文章も拙いです。文章を書くのが好きだからやってるんです。だから小説なんてちょっとの言語能力と自身の考える、ありえたかもしれない世界があればすぐ書けます。誰しも『どこかの世界で、こんなことが起こった』と夢想したことがあると思います。そんな世界を、自分の頭の中だけに閉じ込めずにカタチにしてあげてください。難しいことなんて考えなくていいんです。こことは違う世界のことを考えること、小説を書くってそんな簡単で、素敵なことだと思います。
 
 眉口 心一さん (作品 「天空楽園 Y is N's doppelgänger.」)
まだまだ未熟ですが、出来るだけ「書きたいもの」ではなく「読みたいもの」を書くように努めたつもりです。初めはそれだと書いていてつまらないなと思いましたが、書き終わった時の達成感は後者のほうが何倍もありました。
多分、自分の作品は、未だ「これなら自分でも作れるんじゃないか」という作品ですので、「じゃあ俺でも文学賞とれるわ!」という意気込みで書いてみて、送ってみてはいかがでしょうか?
 

「第8回東光原文学賞」の受賞作を掲載した本を発行しました(2016.3) laugh 
中央館・医学系分館・薬学部分館で配布していますので、ご自由にお持ちください。(無料)