蒲島熊本県知事が細川家文書視察のため中央館へ来館されました

平成27年9月4日(金)、蒲島郁夫熊本県知事が本学附属図書館中央館を訪れ、細川家文書を視察されました。
 
細川家文書は、熊本藩主細川家に伝わった藩政史料はもとより、国文学、有識故実等からなる国内有数の文書群で、熊本大学が公益財団法人「永青文庫」から寄託を受け附属図書館中央館に架蔵しているものです。
 
蒲島知事は、文学部附属永青文庫研究センターの稲葉継陽センター長から、豊臣家、徳川家と細川家の間で交わされた書状や、熊本藩や知事の出身地(山鹿市)に関わる当時の行政文書などについて説明を受けられ、「当時の歴史的背景がよく分かり大変興味深い。また、細川藩政が藩内各地から寄せられた民衆の声に対応していたことを知り、究極の地方自治を垣間見ることが出来た。県庁においても、日頃から公文書の保存の大切さを職員に伝えている。」との感想を述べられ、視察後の質疑応答では、貴重資料である同文書の研究について、今後協力したいとの発言がありました。
 
(稲葉センター長から説明を受ける蒲島知事)
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(視察を終え質問に答える蒲島知事)
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