学術資料調査研究推進室「ハーンの『東の国から』発刊120年記念シンポジウム」を開催します【11/19】

熊本大学学術資料調査研究推進室
 「ハーンの『東の国から』発刊120年記念シンポジウム」を開催します。
 
 ラフカディオ・ハーンは19歳の時、移民船でニューヨークに着き、アメリカ合衆国で主にジャーナリストとして活躍。約20年後、来日。 第1作の『知られざる日本の面影』(1894)はハーンの熊本滞在中に刊行される。第2作となる『東の国から』(1895)は、熊本滞在中(1891.11-1894.10)に取材・見聞・体験したものが中心的内容となっています。
 ハーンの日本理解が更に深まり、日本と西洋の優れた比較文化論的作品になっていると言われます。好評だったようで、たちまち版を重ねております。
 『 東の国から 』は熊本を舞台とした「夏の日の夢」「九州の学生とともに」「永遠の女性」「生と死の断片」「石仏」「柔術」「願望成就」など多くの名作が入っていますが、本シンポジウムは、この中のいずれかの作品に基づいて論じられます。
 
 
日時 : 平成27年11月19日(木) 14:30~16:00
 
場所 : 熊本大学附属図書館(中央館)1階
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【パネリスト】
◇永尾 悟 「永遠の女性」と英文学の女性像
◆西槇 偉  ハーンと豊子愷を比較して読む ― 「九州の学生と共に」における師弟関係を手がかりに
◇濱田 明 「柔術」にみる東洋と西洋
◆西川 盛雄 「石仏」にみる東洋と西洋の比較
   <進行係> 福澤 清
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enlightened 入場無料。 どなたでもご参加いただけます!
 
 
  27_Hearn.jpgポスター(PDF 123KB)もご覧ください。
 

主催:熊本大学学術資料調査研究推進室 / 熊本大学附属図書館