お見舞いご支援を頂いた皆様へ

お見舞いご支援を頂いた皆様へ
 
 
 平成28年熊本地震により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 熊本大学附属図書館(中央館、医学系分館、薬学部分館)におきましても、今回の地震により、壁面のひび割れや書架の破損、書籍の落下等が生じる事態となりましたが、幸いなことに当館をご利用される方々、スタッフに人的な被害はありませんでした。
 当館では、4月14日(木)に発生した「前震」の翌日から、全館臨時休館とし復旧作業を開始しましたが、4月16日(土)未明に発生した「本震」によって、更に大きな被害を受けました。
 震災の対応に当たるため、対策チームを設置して災害復旧に努め、5月2日(月)には、中央館1階ラーニングコモンズを早急に修復し、本学学生の自主学修の場として限定的に開放いたしました。
 そして、本日5月9日(月)から、熊本大学は授業を再開いたしました。当館におきましても、「余震」に警戒しながら利用エリア・サービスを徐々に広げて業務を行って参ります。
 地震発生当初より、全国各地から頂きましたお見舞いや図書館サービス等のご支援に対しまして、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
 震災前の状態に戻るためには、もう少しお時間を頂くことになりますが、早期の完全復旧を目指す所存でおりますので、どうぞご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
                平成28年5月9日
                  熊本大学附属図書館長 山尾 敏孝