足を運ぶことが難しいコロナ禍でも、皆様のご期待に応え、令和3年度も「オンライン貴重資料展」を開設しました。
明治4年(1871)7月の廃藩置県から150年目のあたる今年、「廃藩置県と熊本藩」と題して、巨大な転換期を貴重資料により復元しました。
今年の「オンライン貴重資料展」では選りすぐりの古文書の中から6点を公開し、三澤 純 大学院人文社会科学研究部(文学系)准教授と今村 直樹 永青文庫研究センター・准教授の両氏による解説と共に紹介します。
通常の展覧会では、触れることのできない古文書を「オンライン貴重資料展」で公開する数点は、ページをめくるように続きを観覧することができ、この部分では、通常の展示会とは違った見方が楽しめます。
オンラインならではの試みを是非ご覧下さい。
なお、第36回熊本大学附属図書館貴重資料展は、コロナウイルス感染拡大予防のため、令和3年10月30日から11月1日に開催予定であった中央館での展示会は中止とし、附属図書館ホームページ・特設サイトへ「オンライン貴重資料展」及び公開講演会/第15回永青文庫セミナー動画掲載のみ実施となりました。
【令和3年度 オンライン貴重資料展】
「廃藩置県と熊本藩」
◆公開日:令和3年10月27日(水)
「廃藩置県と熊本藩」は、共催:附属図書館・永青文庫研究センター
協力:公益財団法人永青文庫で開催します。
<同時開催>公開講演会/第15回永青文庫セミナー
【公開講演会・第15回永青文庫セミナー】
①演題「熊本城廃棄申請書の成立事情と「御城拝見」」
講師 三澤 純 大学院人文社会科学研究部(文学系)准教授
②演題「廃藩置県後の旧藩主細川家と旧藩士」
講師 今村 直樹 熊本大学永青文庫研究センター 准教授
共催:熊本大学附属図書館・熊本大学永青文庫研究センター
協力:公益財団法人永青文庫
貴重資料展および永青文庫セミナーは、国立大学フェスタ2021 のイベントです。